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STRIKIN' BACK!!


by blinkey
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直立レッサーパンダの背後で何が?

最近のマスゴミではやたらと二本足で立つレッサーパンダばかりやってますね。私も動物が好きなのでじっと見てしまいます。付随するようにアシカやカメレオンみたいなのも「立った、立った!」とあちこちでやってます。

メディアは私たち大衆が求めているものを提供するという性質を持ってますから、直立レッサーパンダは、以前の「エリマキトカゲ」から続く系譜で、最近は「あざらしタマちゃん」「迷子クジラ」なんかといういわゆる「癒し」分野の提供されるべき話題というわけでしょう。この大衆の求める「分野」の定義については私が便宜的に言っているだけですが、その他言ってみればいろいろパターンがありますよね。「ゴシップ」的な話題としては「奈良の近所迷惑ばばあ」、「猟奇事件」的な話題としては「在日韓国人レイプ牧師」や「少女監禁ぼんぼん息子」などなど。

マスゴミは、メディアの機能として、大衆の求めるこのような話題を定期的に、枝葉末節に至るまで、しばしばセンセーショナルに提供しています。私個人は、毎日毎日日本中の至る所で異常事態が起こっているかのごとくこのような話題を垂れ流すことの意味をあまり感じない(むしろマイナスに作用。例えば、置石や放火の模倣犯など)のですが、社会的には、大衆が基本的な社会的規範を再確認するある種の見せしめとしての機能、刺激を求める人間の潜在意識を満足させ、実際に行動を起こさないようにするある種のガス抜き的な機能を持っているようです。

そのようなことを考えながらレッサーパンダのニュースを見ていたのですが、どうも直立することは珍しいものでもなく、ずいぶん前から直立レッサーパンダはあちこちで確認されているようです。「何でそれなら今更このタイミングで・・・」との疑問。そこでふと思い出したどこかで見聞した一節があります。

「動物ネタの時は、国会を注視せよ」

というものです。
言うまでもなく、国家権力等が何らかの意図を持って世論を操作・誘導する場合に、容易にそれに乗らないための教訓として語られているものですね。注視すべき対象も象徴的に「国会」、となってますが、メディアの欺瞞性を考慮すると、広く応用できそうです。

そこで何か問題あるかな、と国会に目を移すと目立つのは「郵政民営化」論議ですね。少し前は虚名の「人権擁護法」が問題になっていましたし、知らないうちに決まった「中国・韓国人観光客へのビザ免除」などの問題がありますが、やはり今は郵政関連の動きでしょう。

推進する小泉・竹中側は「財政を立て直すための無駄を省く構造改革の本丸である」という大義を掲げ、反対する亀井・郵政族などは「日本国民の財産とも言える潤沢な資金を、構造改革という美名の下、ハゲタカどもに供する行為だ」として、激しく争っています。

議論の詳細については、私の理解を超えていますが、上の法則によると相当きなくさいことが関わっている、と妄想してしまいます。アメリカというかそれを牛耳っている連中が最も得意とするのが、このような情報・宣伝分野ですしね。まあどう贔屓目に見ても、その他問題が山積している現状で、郵政改革のみを無理やり推し進めるというのはおかしいですね。

ともかく郵政問題に限らず、レッサーパンダの背後にうごめくものを正確に把握することなど「カタギ」の人間にできるはずもありませんが、マスゴミが用意するプログラムをなぞるだけでは本質的なことなど何も見えてこないことには、注意しておく必要があるでしょう。

そういえば「記憶喪失のピアニスト」の話題などもやたらと無駄に時間をとって報道していますね。これは日本だけの話題ではないので上の法則にはあてはまりませんが、上にも書いた世界を牛耳っている連中の暗号としての連絡・通信手段として、このニュースが利用されているというのはスパイものに影響されすぎでしょうか?(笑)

【参考URL】
郵政民営化『禁止法』あった(東京新聞)
郵政民営化法の提出は中央省庁等改革法違反--「悪法もまた法なり」(ソクラテス)(森田実政治日誌)
by blinkey | 2005-05-25 02:30 | ニュース・社会